【コラム】暴排トピックス 2018年6月号/暴排条項の有効性を巡る高裁判決と「貧困暴力団」の示す未来、「準暴力団」の排除に向けて

1.暴排条項の有効性を巡る高裁判決と「貧困暴力団」の示す未来、「準暴力団」の排除に向けて

 保険会社が、約款に含まれる暴力団排除条項に基づいて保険契約を解除したことの有効性が争われた訴訟の判決で、広島高裁岡山支部が解除を有効と認める判断を示し、確定していています。また、本件は、反社会的勢力と「社会的に非難されるべき関係」を巡る認定問題を含むものでもありました。保険契約での暴排条項の有効性を認めた判決は知られておらず、これまで保険業界内では、暴排条項による契約解除は多数行われているものの、保険法の求める契約者保護の観点などから解除の有効性を疑問視する見解もいまだ根強くあったところ、今回の判断によって、解除の実務が進むものと期待されます。また、「社会的に非難されるべき関係」の認定のあり方などについては、保険分野はもちろん、それ以外の分野においても暴排実務の参考となる司法判断だと言えます。

 そこで、以下、「金融法務事情」に掲載された判決文を紐解く形で本判決の持つ意味について、まずは考えてみたいと思います。


 

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