【コラム】暴排トピックス 2018年4月号/KYCチェックからKYCCチェックへ(2)

1. KYCチェックからKYCCチェックへ(2)

 前回の本コラム(暴排トピックス2018年3月号)では、金融庁の「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」(以下、「AML/CFTガイドライン」、「ガイドライン」)をもとに、リスクベース・アプローチ(RBA)の考え方や、営業・管理・監査の3つの部門による「3線管理」のあり方、さらには、事業者を取り巻くリスクの動向、社会の要請・グローバルスタンダードの動向をふまえれば、AML/CFT/反社リスク対策など個々のリスク領域のうちのどれかに着目したリスク管理のあり方ではもはや十分ではなく、より包括的・統合的な視点から、顧客の何らかの「リスクの芽」(端緒情報)に気付くことがより重要であり、正に全方位的な「KYC(Know Your Customer)チェック」に基づく「厳格な顧客管理」が求められていることを概観しました。そのうえで、最近の犯罪組織の状況や犯罪の高度化・巧妙化の状況をふまえれば、今や、「KYCチェック」でも十分とはいえず、「KYCC(=Know Your Customer's Customer)チェック」へとさらに深化させる必要があることも示しました。これらのフレームワークは、今後、一般の事業者においても、是非、積極的に追求していく必要があるものと考えます。なお、AML/CFTはお金の流れを中心とした考え方ですが、今後のリスク管理の重要なキーワードの一つである「サプライチェーン・マネジメント」におけるリスク管理実務においても参考になるものと言えます。


 

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