お知らせ 2019/10/29

【コラム】HRリスクマネジメントトピックス 2019年10月号/「うまくいかないメンター制度」

 職場におけるトラブルは複合的。社内の様々な関係者の協力を得て、複数の視点で捉えなければ、解決が難しい問題も多々あります。でもやっぱり最後は「人」!HRリスクマネジメントが重要です。

 職場における様々なトラブルを解決すべく、今、エス・ピー・ネットワークに生息する動物たちが立ち上がりました!初動対応や法的な責任、再発防止など、三匹それぞれの観点から熱く語ります。

【今月の三匹・プロフィール】

ワオキツネザルのイラスト

ワオキツネザルさん:
半年前に九州から上京し、SPNの森の仲間になりました。「新入社員」という肩書きが次の4月にはなくなるのかと思うと震えが止まりません。長~いしましましっぽでバランスを…とることの難しさを痛感中です。

モモンガのイラスト

モモンガさん:
小さな皮膜で滑空する夜行性。社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー、運転免許など、、すべてペーパーですが、そこそこ長い会社員経験をおなかの袋から取り出しながら実務の間を飛び回ります。

ネコさんのイラスト

ネコさん:
猫なで声と鋭い爪をあわせ持ち、企業内での人事実務経験が豊富。社会保険労務士で、産業カウンセラー、実はキャリアコンサルタントでもある。食欲の秋と戦うニャー!

今月のご相談は、こちら。

 中堅メーカーの人事担当です。昨年からメンター制度を導入しました。昨年は、新卒で入社した社員に対し、入社3~4年目くらいの若手先輩社員がつき、仕事を教えたり、相談相手になってもらったりといい感じだったのですが、今年はどうもうまくいっていません。特に、営業部のメンターAさんとメンティBさんの間がどうもギクシャクしている様子。

 メンターのAさんは、昨年入社した2年目社員で、メンティのBさんは今年の4月入社です。配属直後は、Aさんが付きっ切りで仕事を教えたり、一緒にお昼にも行ったりと、うまくいっているように見えたのですが…最近は、Aさんはいつもイライラ、Bさんはそれを察してビクビクするようになってしまいました。

 それとなく二人から話を聞いてみたところ、こんなことを言っています。


■メンターAさん:

 「Bさんは物覚えが悪く、何度も何度も同じことを聞いてくるんです。2回まではいいとしても、3回以上はあり得ない!申し訳なさそうに聞いてくるところをみると、「何度も聞いている」という自覚はあるようですが、都度メモもとっているはずなのに、まだ聞いてくるんです。わかりやすく教えるために、手順書も作ったし、「これからやること」だけをシンプルに伝えるようにしました。一番早くできるやり方を教えているのに、余計なところをいじったり、関係ないところにこだわったり、私には意味がわかりません!きっと、この仕事に向いていないんだと思います。教えても無駄だし、自分でやった方が早いし正確。はっきり言って、足手まといです!」

■メンティBさん:

 「すみません、仕事をなかなか覚えられなくて…。Aさんを怒らせてばかりで、足手まといですよね。「これからやること」は、その場ではわかるんです。でも、それが結局、何のためにやっているのかとか、何と関連しているのかがわからなくて、自分の中で整理ができません。Aさんに聞いて、「この間教えたでしょ?」と言われてはじめて「この間やった作業のことだ!」と気付くような感じで…Aさんに迷惑をかけてばかりで、本当に申し訳ないです…。」


 どちらの言うこともわかるような気がするのですが、何かすれ違いがあるようです。メンターとメンティの相性が悪かったということでしょうか。これからどうしたものでしょう。Bさんのメンタルも心配です。

続きはこちらから

Back to Top