お知らせ 2020/03/25

【コラム】HRリスクマネジメントトピックス 2020年3月号/「社会情勢への不安とストレス」

職場におけるトラブルは複合的。社内の様々な関係者の協力を得て、複数の視点で捉えなければ、解決が難しい問題も多々あります。でもやっぱり最後は「人」!HRリスクマネジメントが重要です。

職場における様々なトラブルを解決すべく、今、エス・ピー・ネットワークに生息する動物たちが立ち上がりました!初動対応や法的な責任、再発防止など、三匹それぞれの観点から熱く語ります。

【今月の三匹・プロフィール】

ネコさんのイラスト

ネコさん:当相談室の留守番ネコ。猫なで声と鋭い爪をあわせ持ち、企業内での人事実務経験が豊富。社会保険労務士で、産業カウンセラー、実はキャリアコンサルタントでもある。薄暗いところで丸くなっていると落ち着くニャー。





フェネックさんのイラスト

フェネックさん:大きな耳はリスクを察知するアンテナ。情報セキュリティの専門家で、産業カウンセラーという一面も。でもなぜか方向音痴。私のリラックス法は料理です。最近はもつ鍋をよく作ります。





チャウチャウさんのイラスト

チャウチャウさん:大きなモコモコボディにつぶらな瞳。怖そうに思われがちですが、怖くないワン。クレーム対応に防災・BCPなどなど、企業危機管理全般について、一晩中でも熱く語るワン。ストレスの解消にはアルコール消毒がよいワン。

今月のご相談は、こちら。

うちの関連会社であるX社から、新型ウイルスの感染・発症者が出たんです。本人には、すぐに会社を休んでしっかり休養をとってもらい、職場の消毒なども速やかに行いました。今は本人も元気に復帰しており、特に感染の拡大もなかったのですが、どうやら「不安」だけが、うちの職場にまで伝染してきてしまったようです。

X社とは、電話とメールでのやりとりがほとんどで、人や物の行き来はめったにありません。それにも関わらず、X社とのやり取りを担当していたAさんが、「これ以上、X社の担当をするのは耐えられない」と、泣きながら訴えてきました。Aさんの話では、X社の担当をしているというだけで、同僚たちが、まるでAさんをウイルスのように扱うとのことでした。

Aさんの同僚には、高齢者と同居している人や小さな子どものいる人も多く、大量の日用品を買い占めてくるような、ちょっと「過剰反応しているな」、という人も見受けられます。昼休みに休憩室からすさまじい怒鳴り声が聞こえてきたので、何かと思って見に行くと、ドラッグストアにマスクの入荷を問いただしている人の声でした。私はこの事業所の責任者なのですが、「マスクを会社で備蓄しているなら、今すぐ社員に配れ!」と、詰め寄られたこともあります。「備蓄はない」と言ったら、これまたものすごい剣幕で、「会社は社員を大事にしていない!」と罵られ、参ってしまいました。

皆がピリピリしており、花粉症の人がくしゃみを1度しただけでも、一斉に「犯罪者を見るような目」で睨まれます。狭い会議室に入りたくないという人もいるため、しばらくは部内の定例会議も見合わせています。互いの会話も減り、情報共有に支障が出ているものの…正直、これ以上波風を立てたくないので、そっとしてあります。

こんな状態がいつまで続くのでしょう。収束するまで、じっと我慢するしかないのでしょうか…?

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