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お知らせ 2020/04/13

【コラム】ロスマイニングトピックス 2020年4月号/「小売業や飲食業におけるコンプライアンスについて」

皆さま、こんにちは。
本コラムは、消費者向けビジネス、とりわけ小売や飲食を中心とした業種にフォーカスした経営リスクに注目して隔月でお届けしております。

小売業や飲食業におけるコンプライアンスについて

小売業や飲食業におけるコンプライアンスの徹底をテーマに考えてみたいと思います。

まずは、「コンプライアンス」の定義について、振り返ります。コンプライアンスとは、どういうものなのでしょうか。コンプライアンスとは、英語で「Compliance」と表記し、その意味は「命令や要求に従うこと」ということになります。研修などでは、「法令遵守」と習った方もいるのではないでしょうか。コンプライアンスの企業や従業員への定着が進み、社会のコンプライアンスへの意識が成熟するにつれて、その意味合いやその範囲は変化してきています。したがって、法令を守ることだけではなく、倫理や道徳観、社内規範といったものに「従う」と考えられるようになりました。

さらに最近では、企業のCSR(Corporate Social Responsibility)、すなわち「企業の社会的責任」を果たすことが、コンプライアンスに含まれると考えられています。企業活動は、自社の利益のみを追求するのではなく、すべてのステークホルダー(ここでは単に投資家や消費者だけでなく、社会全体を含む)を視野に、社会全体のニーズの変化を捉え、それらをいち早く価値創造や市場創造に結び付けることによって、自社の発展と共に経済全体の活性化やより良い社会づくりに貢献するという考え方です。この考え方をうまく具現化してアピールできている企業としてコーヒーチェーンのスターバックスが有名です。スターバックスの企業戦略、店舗コンセプトは、「サードプレイス」で、ご存じの方も多いと思います。会社や自宅とは違った第3の場所として、くつろぎの空間を提供するというものです。顧客のニーズに合わせた接客やいすやテーブルの種類、紙製のコーヒーカップなどの採用は、すべて「サードプレイス」実現のために一貫しています。企業理念に反しない範囲であれば、従業員の裁量によって顧客別に最適な接客サービスを提供することやコーヒーカップの上げ置きで、カチャカチャという音がしないように陶器ではなく紙製のカップにしていることなどです。安く、早く、ちょっとの時間だけという方は、たとえば「ドトール」へどうぞ、その方がかえって「サードププレイス」を守れるということでしょう。業界は同一でも、「ドトール」とは明確にポジショニングが異なります。

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