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お知らせ 2020/08/03

【コラム】SPNの眼 2020年8月号/「近時の個人情報保護制度の動向Ⅱ~プロファイリング、忘れられる権利、SNS規制~」

1.はじめに

「SPNの眼」7月号では、日本の2020年改正個人情報保護法について説明してきました。ただ、個人情報保護をめぐっては、個人情報保護法以外にも検討すべき課題があります。例えば、諸外国で盛んに議論が展開されているプロファイリング規制・忘れられる権利やSNSにおける誹謗中傷・炎上に関する規制です。

実際に個人の権利を侵害するなどの問題も発生しており、規制による制限の必要性が検討され、諸外国では既にルール化されているものもあります。これらは決して他人事ではなく、日本でも無視できないものですので、本稿で検討をしていきたいと思います。

2.プロファイリングについて

プロファイリングは、2019年4月25日に個人情報保護委員会が公表する「個人情報保護法いわゆる3年ごと見直しに係る検討の中間整理(案)」でも言及されています。プロファイリングは、GDPR(EU一般データ保護規則)で定義されており、「自然人に関する特定の個人的側面を評価するために、特に、当該自然人の職務遂行能力、経済状況、健康、個人的選考、関心、信頼性、行動、位置もしくは動向を分析または予測するために、個人データを用いて行うあらゆる形式の自動化された個人データ処理」を指します。プロファイリングの代表的なイメージはターゲティング広告かと思います。まさに身近な例としてはAmazonのレコメンド機能が挙げられ、簡単に説明すると、「ユーザーの過去の閲覧履歴、購入履歴を分析・予測し、その者の選好に合致した商品をおすすめする機能」です。また、プロファイリングは広告の場面だけでなく、多種多量な情報を、分野横断的に活用することによってイノベーションをもたらしたり、それによる新ビジネスの創出等が期待されます。筆者はプロファイリング推進派ではありますが、本稿は推進する内容ではなく、プロファイリングのおそろしさについて言及していきます。

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