記事一覧
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企業不祥事・緊急事態対応トピックス
企業不祥事対応 対応方針の策定とリスク評価の手法
2026.02.16 -
危機管理トピックス
令和7年の犯罪情勢/特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等(暫定値)/労働力調査令和7年平均結果要約
2026.02.16 -
暴排トピックス
武器を磨くことで道は拓ける~トクリュウ壊滅に向けて
2026.02.09 -
危機管理トピックス
サイバーセキュリティ月間における取組/ニパウイルス感染症のリスク評価等について/第30回防災まちづくり大賞
2026.02.09 -
SPNの眼
2026年12月施行の改正公益通報者保護法の概要および実務上の留意点について
2026.02.03 -
危機管理トピックス
行政相談における「業務の範囲や程度を明らかに超える苦情相談」への対応について/職場における熱中症防止対策に係る検討会/オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方
2026.02.02 -
HRリスクマネジメント トピックス
「もうすぐ年度末なのに…相次ぐ退職希望者」SPNの森 動物たちが語るHRリスクマネジメント相談室
2026.01.27 -
危機管理トピックス
AML・CFTに関するガイドライン一部改正案の公表/月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料/令和7年版 消防白書 概要版
2026.01.26 -
クレーム対応・カスタマーハラスメント対策トピックス
もう一つのカスハラ対策に向けて
2026.01.20 -
危機管理トピックス
人身取引対策推進会議/令和12年度までの社会資本整備・交通政策の羅針盤となる計画を策定/国土交通省南海トラフ巨大地震対策計画」を改定
2026.01.19
30秒で読める危機管理コラム
危機管理のプロの視点から時事ニュースを考察しました。
02月16日号
オンライン詐欺に国境はない~国際化する犯罪に国際捜査連携で対抗を
2025年の特殊詐欺・SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は計3241億円に上り、前年比1.6倍に増えた。特殊詐欺のうち、警察官をかたって捜査名目で金銭をだまし取る「ニセ警察詐欺」の被害額は985億円で7割を占め、若い世代での被害が目立つ。もはや特殊詐欺被害は高齢者だけではない。コロナ禍以降、スマホを通じたSNSやネットバンキング、暗号資産取引など「非対面型」の新たな生活様式が定着したことが背景にあり、そこにトクリュウが巧妙に絡む構図だ。一方、オンライン詐欺被害は世界的に深刻だ。東南アジアの詐欺拠点では30万人が活動、犯罪組織は年間390億ドル(約6兆円)を得たとみられている。法の監視が行き届きにくい「空白地帯」における詐欺拠点摘発に、日本の警察が培ってきたノウハウやスキルが活きる可能性がある。今後、国際捜査連携が肝となる。(芳賀)
災害時の通信インフラ被害を考える
災害対応を考える上で最も頭を悩ます事項の1つが、災害時の通信インフラ被害だ。昨年末に公表された政府の被害予想によると、首都直下地震が発生した場合に最大で1都3県の約半数の基地局が停止する可能性を示唆した。2024年に発生した能登半島地震では基地局の停波などの影響で、能登半島内でNTTドコモが最大70%、KDDIは54%、SOFTBANKは45%のエリアで通信障害が生じたという。現地にボランティアに入った方によると、毎日のように「○○ではKDDIしか入らない」などの通信状況を仲間と共有しあった。各キャリアも無線基地局を配備するなど対応の拡充を計画しているが確実なものではない。現地で「役に立った」といわれているのがスペースX社のSTARLINKという衛星を使ったインターネットシステムだ。弊社が支援する訓練でも活用開始した企業がある。今後も注目したい。(大越)
これはセクハラ?微妙な境界線を考える
想像してほしい。職場の飲み会で楽しく過ごした後、駅に向かうと、異性の同僚が同じホームにいたとする。「同じ方向なんですね」等と話しながら、一緒に帰ることは…ありそうだ。では次の飲み会の後。同じ方向に帰るとわかっているその人に、「帰りましょう」と言われたら?筆者ならおそらく、「はーい、帰りましょ」と一緒に歩きだすだろう。ではただ「帰りましょう」でなく、「一緒に帰りましょう」だったら?…まぁ、特に問題のない人なら普通に帰ると思う。では「二人で帰りましょう」なら?…うーん、これは少し身構える。ただ相手が性別を意識させないタイプなら、気にすることはないと判断しそうな気もする。結果的には二人で一緒に帰るとしても、声掛け一つで印象は大きく変わる。この微妙な違いが伝われば、無意識セクハラは減らせるだろうに。(吉原)
高橋尚子氏「心ない言葉は、これまでやってきたことを崩すだけの強さがある」
ミラノ・コルティナオリンピックの日本選手団への誹謗中傷が後を絶たない。2月14日の報道では、1月18日以降、インターネット上で中傷が含まれる約62,000件の投稿が確認され、JOCが2月12日までに各プラットフォームに計1,055件の削除要請を行い、198件が削除された。本稿のタイトルは、高橋尚子氏らのインタビュー記事「レジェンドアスリートと考えるスポーツとSNSの現在地」からの引用だ。この記事はSNSに関する示唆に富んでいるので、社内でも共有されることをお勧めする。匿名の投稿であっても、IPアドレス等で誰が行ったものかは分かる。名誉毀損罪や侮辱罪等に問われることもある。SNSの使い方は、前述のインタビューにおける高橋尚子氏の「自分の投稿が『誰かを不当に悲しませるものではないか』を、今一度考えてもらえたらうれしい」の言葉に尽きるだろう。(安藤(未))
▼朝日新聞『日本選手団への誹謗中傷「想定以上」 24時間態勢で監視と削除申請』(2026/2/14 8:41)
▼読売新聞『日本選手団への中傷投稿6・2万件…団長「想定以上の件数、選手の力奪うからやめて」』(2026/02/14 14:20)
▼日本オリンピック委員会「誹謗中傷対策」
▼日本オリンピック委員会「レジェンドアスリートと考えるスポーツとSNSの現在地」(2025/9/18)
▼政府広報オンライン「あなたは大丈夫?SNSでの誹謗中傷 加害者にならないための心がけと被害に遭ったときの対処法とは?」(2025/8/19)


