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★9月10日更新<br>2026年9月の「最新の暴排動向」<br>チェックはこちらから

★9月10日更新
2026年9月の「最新の暴排動向」
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30秒で読める危機管理コラム

危機管理のプロの視点から時事ニュースを考察しました。

「見えない組織」との戦いの始まりと離脱者支援における「悪魔の証明」

六代目山口組と神戸山口組の特定抗争指定解除が先送りされた。だが、解除がいつまでも実現しないことへの不満が高まれば、六代目山口組内部で抗争再燃の動きが加速する懸念がある。また、組員が地下に潜行し、トクリュウなど既存の犯罪グループと連携する「見えない組織」へ変化する可能性もある。こうした展開は、従来型の暴力団対策のみならず新たな武器を駆使しても把握しにくく、体感治安を悪化させる厄介な問題だ。一方、重要性を増す暴力団排除だが、真にその目的を実現しようとするなら離脱者支援に正面から向き合う必要がある。社会が暴力団を排除する一方で、更生への道は本人の努力に委ねられ、離脱者は大きな矛盾の中での生活を強いられている。離脱をしたい彼らに「悪魔の証明」を延々と押し付けるのはもはや社会正義に悖るのではないか。(芳賀)

リスクだらけの人事制度を放置してはいけない

上司が成果の上がらない部下を罵倒する会社は、上司もまた経営層からの罵倒に怯えている気がする。新人を放置し、戦力化できずに離職させている会社は、部下の育成や後輩の指導に力を入れても評価されていない気がする。中堅層が「やらない言い訳」を作るために、上司の粗探しばかりしている会社は、不公平な昇進の仕組みがある気がする。人に関連するリスクは、人事制度、評価制度によって生み出される部分が大きい。経営戦略と人事戦略はリンクさせるべきものではあるが、売上至上主義の会社が成果主義を極めた人事制度を導入すれば、某保険会社のように、コンプライアンスが吹き飛ぶのは当然だろう。人事戦略は、ただ経営戦略に添ってアクセルを踏むばかりでなく、ハンドルとブレーキで適切にコントロールしつつ、アクセルを踏めるものであるべきだ。(吉原)

AIが日本語の壁を突破~企業に求められるサイバー攻撃対策の再点検~

日本でサイバー攻撃による被害が相次いでいる。英国の専門家は、AIによって日本語の壁が低くなり、攻撃者が日本企業との身代金交渉を効率化できるようになったことが、被害増加の一因であると指摘する。デンマークでは約880万人分の個人情報が漏えいし、AIを利用したとみられる攻撃は韓国などでも報告されている。日本でも企業や病院、学校などが攻撃を受けており、情報漏えいや業務停止への備えが急務である。二段階認証やソフトウェア更新、データのバックアップなどの基本対策を徹底したい。東京都が公開する「中小企業のためのサイバーセキュリティガイドブック」は、自社の対策を見直す際の参考資料として活用できる。また、東京都はメールアドレス・パスワードの流出チェックサイト「Have I Been Pwned?」も紹介しているので、試しにチェックしてみてほしい。(安藤(未))

▼テレビ朝日『「AIで日本語の壁越え被害増加か」英専門家 サイバー攻撃の身代金交渉「10倍効率化」』(2026/10/09 07:47)
▼FNN『デンマーク版「マイナンバー」 880万人分に不正アクセス』(2026/10/07 16:58)
※音声が流れます。ご注意ください。
▼TBS『韓国でも金融機関で情報漏洩相次ぐ 中国系AI悪用の痕跡』(2026/10/07 13:03)
※音声が流れます。ご注意ください。
▼読売新聞『サイバー攻撃で個人情報などの流出が判明した企業・団体の一覧』(2026/10/09 20:31、2026/10/09 23:12更新)
▼東京都産業労働局「東京都刊行物【ガイドブック】」(2026/05/28 更新)
▼東京都産業労働局「S.01 メールアドレス・パスワードの流出チェック」(2026/10/08)

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