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★6月11日更新<br>2026年6月の「最新の暴排動向」<br>チェックはこちらから

★6月11日更新
2026年6月の「最新の暴排動向」
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30秒で読める危機管理コラム

危機管理のプロの視点から時事ニュースを考察しました。

W杯が犯罪や依存症を助長するなどあってはならない

盛り上がりを見せるサッカーW杯だが、負の側面も看過できない。国際サッカー連盟(FIFA)がインターネット上に書き込まれた550万件超の投稿やコメントを分析、選手や監督らへの誹謗中傷など有害と特定された53万件を削除したと公表した。2022年カタール大会での削除は28.7万件で、わずか1週間で超えた。スポーツ選手が誹謗中傷を含む重圧によって薬物などの依存に陥る構図も深刻化している。さらに米国ではW杯でスポーツ賭けサイトの株価が上昇している。全米ギャンブル問題評議会の調査によれば、2018年の実質的な合法化後、スポーツ賭博への参加者が増加、依存症に陥るリスクは4年間で約30%上昇したという。日本でもオンラインカジノが社会問題化する中、W杯がそれを助長する可能性もある。スポーツの持つ正の影響力が負の連鎖を断ち切ることを期待したい。(芳賀)

十勝岳の噴火警戒レベルを2に引き上げ

気象庁は6月18日、十勝岳の噴火警戒レベルをレベル2に引き上げた。火口からおよそ1.5キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう、注意を呼び掛けている。十勝岳の警戒レベルが上がるのは2015年以来となる。北海道美瑛町によると、過去150年間の間に5回の顕著な噴火記録があり、前回の噴火は1988年~89年だったためそれから約40年が経過している。1926(大正15)年の噴火では、融雪型泥流により114人が、62年の噴火では5人が死亡しており、火山噴火対策を必要とする山として知られている。一方で十勝岳はこれまでの研究により噴火前に火山性微動が観測され、水蒸気爆発の後に次第にマグマ性噴火に移行するなど噴火の兆候が顕著な火山でもあり、83年の噴火では避難行動により犠牲者はなかった。過去の研究を踏まえ、現地では適切な対応が望まれる。(大越)

十勝岳の活動状況(気象庁)

「簡単にできる」のは誰?「働き方改革」と負荷の分散

ふるさと納税の申告がマイナンバーカードがあれば簡単にできるというのでやってみた。自治体から案内されたコードを読み取ると、複数の自治体から申請受付を請け負うサイトにつながる。そこには予想通りログインの文字。まずは登録からだ。メールアドレスを入れて送信、受信したコードを入力すると、やっと登録画面へ。パスワードと必要事項を入力し、案内に従いマイナンバーカードを2回読み取って認証、法的な確認事項を読んでチェックし、やっと申請内容を送信できた。アドレス確認も複雑なパスワードも法的な確認事項も、全て必要なこと。だが…全然簡単ではない!従来、人が確認・説明し、理解を得て行っていた手続きを、スマホで簡単にできるようになったのは、ユーザーではなく受け付ける側なのだ。働き方改革は社会全体で行うもの。なるほど。(吉原)

避難用具や方法は、1つの選択肢が使えない場合に備え、複数の選択肢を

19日(金)に東京都北区の区立滝野川第三小学校で火災が発生し、児童と教職員の数名が負傷した。重傷者2人は、音楽室から3階のひさしに避難した際、2階の屋根に転落して負傷した。北区の第3報によると「教員が避難時に斜降式救助袋の使用を試みたが、困難と判断し、窓からの避難に切り替えた(本人聴取による)」とのことだ。本稿執筆時点(22日朝)では、何故、斜降式救助袋が使えなかったのか、および滝野川第三小学校に設置されていた斜降式救助袋の仕様について、公表されていないが、一般的には、地上にいる人が地上の固定具で固定したり、降下してきた人を受け止めたりする等、地上にいる人との連携が必須でオペレーションが難しいように見える。避難用具や方法は、1つの選択肢が使えない場合に備え、複数の選択肢を用意した方が良さそうだ。(安藤(未))

北区「滝野川第三小学校における火災(第1報)」(更新日:2026/6/21)
北区「滝野川第三小学校における火災(第2報)」(更新日:2026/6/21)
北区「滝野川第三小学校における火災(第3報)」(更新日:2026/6/21)
読売新聞『火災で11人負傷の小学校、4階の音楽準備室に焼け焦げた電気ストーブとサーキュレーター』(2026/06/20 22:22更新)
朝日新聞『教室の「救助袋」は使えず 迫る煙、閉じた防火扉 窓からひさしへ』(2026/06/20 21:38更新)

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