記事一覧
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SPNの眼
2026年秋 改正労働施策総合推進法施行に向けたカスハラ対策整備のすすめ ~指針案を踏まえた社内体制強化スケジュール~
2025.11.26 -
危機管理トピックス
カスハラ・就活セクハラ指針の素案/経済安全保障事例集/AIセキュリティ分科会とりまとめ/フィッシング啓発キャンペーン
2025.11.25 -
HRリスクマネジメント トピックス
「現代のセクハラ対応を考えた2日間!HRリスクマネジメント祭り大反省会」SPNの森 動物たちが語るHRリスクマネジメント相談室
2025.11.17 -
危機管理トピックス
オンラインカジノに係るアクセス抑止の在り方/インターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引被害が急増/クマ被害対策等に関する関係閣僚会議
2025.11.17 -
企業不祥事・緊急事態対応トピックス
企業不祥事対応 対策本部組織編制と役割分担
2025.11.11 -
暴排トピックス
「これで最後だからな」、「多少のコンプラについてはやむを得ない」~いわき信組反社利益供与問題の本質
2025.11.11 -
危機管理トピックス
特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺 認知・検挙状況等/小規模事業場ストレスチェック実施マニュアル/新たなサイバーセキュリティ戦略(案)の概要
2025.11.10 -
SPNの眼
内部通報の本質と通報者への向き合い方を考える
2025.11.05 -
危機管理トピックス
クマ被害対策等に関する関係閣僚会議/消費生活用製品の重大製品事故(バッテリー、高圧洗浄機)/令和7年の熱中症による救急搬送状況 確定値まとめ
2025.11.04 -
危機管理トピックス
暗号資産制度に関するWG/コーポレートガバナンス・コードの改訂に関する有識者会議/令和7年版自殺対策白書/職場のカスハラに関して雇用管理上講ずべき措置等に関する指針の骨子案
2025.10.27
30秒で読める危機管理コラム
危機管理のプロの視点から時事ニュースを考察しました。
02月09日号
武器を磨くことで道は拓ける~トクリュウ壊滅に向けて
トクリュウ壊滅に向けた武器は「仮装身分捜査」や「架空名義口座」だけではない。「司法取引」や「通信傍受」など既存の枠組みも戦略的に活用すべきだ。特に「司法取引」はそもそも組織犯罪対策に対して効果を発揮するとの期待があった。だがトクリュウは、「見事なまでに細分化された役割分担」と「匿名性の高さ」が組み合わさることで、「首魁」にまで辿りつくには根本的・本質的な困難さを有している。一方、首都圏で相次いだ「闇バイト」連続強盗事件の捜査では、トクリュウの強さの裏返しでもある「結束力のなさ」を巧みに突いて指示役の摘発につながった。トクリュウ壊滅に向けて中枢に近づくには限界はあるが、こうした地道(アナログ)だが高度なノウハウが求められる捜査手法と高度なデジタル技術をともに駆使していくことで道は拓けるはずだ。(芳賀)
進む学校現場でのカスハラ対策 東京都教育委がガイドライン公開
東京都教育庁は2月2日、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策を含む、学校が家庭・地域との良好な関係づくりに向けた対応方針等について、ガイドラインを公表した。同庁が教職員に実施したアンケートによると、カスハラなど社会通念上、疑問と感じる言動を受けたことがあると回答した割合は22%(12,093人)、相手は保護者と回答した割合が88%(2,696人)となっている。学校と保護者との関係は物販店と違い「来店拒否」という対応を取りにくく、カスハラが繰り返されやすいという点からも教職員に及ぼす負担は大きい。ガイドラインの登場は、学校の組織体制強化に加え、教職員が現場で保護者等に毅然とした対応が取りやすくなるという点でも、対策を下支えするだろう。ところで、カスハラをしている保護者たちはこのニュース、どう捉えているのだろう。(宮本)
ドローンの災害活用に期待
雪の吹きすさぶ2月8日の朝7時ごろ、東京稲城市の住宅で火災が発生。2階建て住宅が燃え、焼け跡から2人の遺体が見つかった。埼玉では秩父で4日から山林火災が発生。8日には最も近い住宅まで数十メートルに迫るところまで火災が広がった。乾燥注意報が全国に発表されるなか、引き続き火災に注意していただきたい。広域な山林火災などで近年活躍しているのがドローンだ。Prodrone社(愛知県)は今年1月13日に発生した山梨県の扇山で発生した山林火災を受け、ドローンを使って消火活動を支援したと発表した。機体に装備されたサーマルカメラで、目視では煙などで見落としやすい火点や熱源を観測し、ヘリによる散水位置の検討材料になったという。また、消防や自衛隊の地上部隊に対して、スピーカーで火点の位置を伝えた。ドローンの災害活用に期待したい。(大越)
一通のメールから、AI活用に必要なリスク管理を想像する
面白いメールが届いた。送り主は頻繁に情報提供メールが届く会社の営業担当。先日電話で案内を受けたが、別部署の担当案件のため訪問は不要とご納得いただいたはずだったが、届いたのはアポイントを取りたいとのメール。「電話でお伺いしていた」内容をもとに、状況と業界に沿った情報を伝えたいと!その後、当社への賛辞として当社に存在しないサービスのリニューアルが挙げられ、ごく一般的な組織課題の提起へ続き、自社サイトへと誘導する、それは見事な…きっとAIで生成されたであろう文面だった。俄然、興味がわいてきた。どんな手順でこのメールは送信に至ったのか?文面を読み返さなかったのか?チェック体制は?クレームではなく、「起こり得るリスク」としてじっくり話を聴きたいのだが…怒らないから、アポイントを取らせてもらえないかな。(吉原)
「情報セキュリティ10大脅威 2026」に「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初めてランクイン
IPAが「情報セキュリティ10大脅威 2026」を公表した。「組織」向け脅威の第1位「ランサム攻撃による被害」と第2位「サプライチェーンや委託先を狙った攻撃」は4年連続で同順位だが、第3位に「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初めてランクインした。AIに関するリスクには、ユーザー側の認識不足による個人情報等の漏えい、営業秘密の「秘密管理性」の喪失、ディープフェイク等の偽情報・誤情報の利用、知的財産権の侵害、第三者による生成物の模倣(AIが自動的に作った生成物に著作権が発生しないこと)等が考えられる。昨年12月に閣議決定された「人工知能基本計画」では、国民のAIリテラシー向上についても謳われている。まずは、企業を取り巻くリスク対応をしつつ、如何にイノベーションとのバランスをとるか、自社に合わせた検討をお願いしたい。(安藤(未))
▼独立行政法人情報処理推進機構(IPA)『プレス発表「情報セキュリティ10大脅威 2026」を決定』(2026/1/29)
▼内閣府「人工知能基本計画」(令和7年12月23日 閣議決定)


