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★7月9日更新<br>2026年7月の「最新の暴排動向」<br>チェックはこちらから

★7月9日更新
2026年7月の「最新の暴排動向」
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30秒で読める危機管理コラム

危機管理のプロの視点から時事ニュースを考察しました。

AI暴走がサイバー防御のあり方に一石を投じた

ついに恐れていたことが現実となった。米オープンAIは、同社の最も高度なAIモデルの一部がセキュリティテスト中に制御がきかなくなって暴走し、米ハギングフェイスをハッキング攻撃したと明らかにした。発表では、人間の指示に従って自律的に動作するAIシステムのエージェントが、管理された環境でのテスト中に脆弱性を見つけ、テストの制限を突破したという。本件はさらに中国製AIがその窮地を救った点でも興味深い。ハギングフェイスは外部からの侵入を認知した直後、状況を正確に把握するため、攻撃側が残した膨大なデータをAIに分析させようとしたが先端AIはサイバー攻撃への悪用と勘違いしてこれを拒否、代わって中国製AIが迅速に対処したのだという。クローズ型AIの堅牢さとオープン型AIの柔軟さ(悪用されやすさでもある)の両面が露呈した形だ。(芳賀)

津波警報は「警戒レベル」ではない

一部報道によると、6月に発生したフィリピン付近の地震の際に自治体が津波について誤った避難指示を発表したケースがあったとして、内閣府が適切な運用に見直すよう各都道府県に通知した。津波注意報を受け、複数の市町村が避難指示に警戒レベルを付けて「警戒レベル4避難指示」を発表したという。少しわかりにくいので解説すると、津波が発生した場合は「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」が発せられ、「警戒レベル」はない。「警戒レベル」は災害の危険度が段階的に高まる風水害の時に使用される。もう少し踏み込むと、大津波警報は「予想される津波の最大波の高さが高いところで3mを超える場合」、津波警報は同じく「高いところで1mから3m以下の場合」、注意報は「高いところで1m以下」を示す。BCP担当者は正確に覚えておきたい。(大越)

「避難指示に警戒レベルは誤り」津波警報の対応めぐり適切な対応促す通知 内閣府

何気ない質問が、相手を困らせることもある

「この桃、甘い?」きれいな身なりの老婦人が、お買い得な規格外桃を指しながら店員に聞いている。店員は明らかに困った顔。商品を店員が全て食べているわけではないだろうし、食べていたとしても「この桃」と「自分が食べた桃」が同じなはずはなく、味覚も人それぞれだ。しかも現代は、完食してから「甘くなかったじゃないか!」と返金を求める不当要求者もいる時代。老婦人に困らせる意図はなかっただろうが、口ごもってしまう店員の気持ちもわかる。怪訝そうな顔の老婦人と困り顔の店員に挟まれ、筆者は成す術もなく…ただその桃を手に取り、「これお願いします」と購入した。老婦人もつられて買っていたので、これでよかったのかもしれない。もし次に同じことがあったら、勇気を出して「この間買ったときは、私には甘く感じました」と言おうと思う。(吉原)

省エネを推進しながらも、従業員の安全確保を最優先に

本日27日(月)も、環境省と気象庁は熱中症警戒アラートを発表した。日本政府は、近年の暑さは従来の感覚では防ぎきれないとして、エアコンの適切な利用や暑さ指数の活用を呼びかけている。企業においても、熱中症対策の徹底が不可欠だ。省エネを推進しながらも、従業員の安全確保を最優先とすべきだろう。例えば、エアコンで設定した温度が室温になるわけではない。エアコンの適切な設定温度は気温によって変わるため、政府も、扇風機やサーキュレーターを活用して空気を循環させつつ、「室温」の28℃以下を目安に調節することが推奨している。また、熱中症リスクは気温だけでなく湿度にも大きく左右されるため、温湿度計による継続的な管理が重要である。水分補給や十分な休憩を促し、体調不良の兆候を見逃さない職場環境を整備することも求められる。(安藤(未))

環境省「熱中症予防情報サイト 熱中症特別警戒情報・熱中症警戒情報」
政府広報オンライン「節電をして電気代を節約しよう!手軽にできる節電方法とは?」(2026/2/9)
政府広報オンライン「熱中症特別警戒アラートとは?発表時の対策と熱中症予防のポイント」(2026/5/1)
政府広報オンライン「行動を変えていこう! 令和の熱中症対策」(2026/7/6)

夜、ぐっすり眠れていますか?

7月に入ってから随分と暑い日が続いている。夜も最低気温が25度を下回らず、熱帯夜と呼ばれる日もしばしある。さて、睡眠の量や質に変化はないだろうか。寝苦しさで目が覚める、眠っても休んだ感じがしないなどである。睡眠不足は熱中症リスクを高める要因であり、健康にも影響を及ぼす。厚生労働省によれば「睡眠は、こども、成人、高齢者のいずれの年代においても健康増進・維持に不可欠な休養活動である」とされている。また、睡眠時間と同様に、睡眠休養感(睡眠で休養がとれている状態)が得られることの重要性も指摘されている。熱中症対策で部屋を涼しくして就寝する方は多いと思うが、起床後に「よく休めた」感覚はあるだろうか。部屋の温度、寝具、食事や風呂の時間等を意識し、睡眠の量と質を確保することで暑い日々を乗り越えてほしい。(田中)

厚生労働省:健康づくりのための睡眠ガイド 2023(令和6年9月18日一部修正)

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